私には仲直りしたい人が3人いる
ひとりは死んでしまったお父さん
もうひとりは嫌な形で離れてしまったルームメイトのAさん
そしてもうひとりは元恋人だったHさん
元恋人との距離って不思議だ
歩いてるとき 少し触れあった手が なんだかとてもいけないことをしてしまったかのような まちがった行為になっていて
かつての深い身体のつながりはもうどこにもない
それと同様に 付き合っていたときは あんなに見つめ合い 言葉を一言ももらさず聞きあっていたけれど 会話はすれ違うことが多く
だんだん私はうわのそらで たぶん彼女もうすーいカーテンを引いていて
お互いの心深くに入らない あたりさわりのない言葉を 低体温で なんことか話す程度 友だちよりも近くなってしまったゆえに 飲み込んでしまう言葉の多さに ひどく疲れてしまった
ワクワクして買った白いスニーカーが帰宅途中の雨で濡れてしまった
体もびしょ濡れ
最近雨によく降られるなぁ
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追記
考え過ぎやって って最近よく言われる
生きるのが結構ハードやった14歳ぐらいからずーっと考え過ぎっちゃ考え過ぎ
考え過ぎな自分なりに試行錯誤して面白い方向へ方向へ来たつもりやけど
それも結局あたまでっかちやった?とか迷走中
感覚的に面白いと思えるものに もっと近づいていきたい
Alexander McQueenを手仕事の錬金術師と呼ぶ女の人に会う
このひとの言うてること すごい分かる どんぴしゃ
「草木染めも 媒染したら ケミカルやん!オーガニックコットンのうすーい茶とかくすんでるやん 新興宗教やん! エセ民族衣装みたいなデザインの洋服とか なんちゃってヒッピーより 昔の手仕事の考古学の出土から 自分なりの布の歴史を読みといて 今の時代の中でなにをメッセージとしてもってこれるかの方がもっとピース」とか「Alexander McQueenはアイルランドがイギリスに侵略されてきた歴史をファッションで表現してるんや」とか おもしろい視点満載なうえ 彼女の選んでる手法は後帯機という古代のからだに巻き付けて織る織の技法で 作品は丁寧でモダンな手仕事の布というのもおもしろい組み合わせ
トラッドなことをやってるけど 目線は過去と現在を見据えてて 多くに流されない反骨精神の持ち主 ってかっこよくないですか?
今期のMcQueenのテーマは魔女で それは彼の一族の一人にヒーラーのような女性が居て 彼女が魔女として迫害されていたことをモチーフにしたという
それが最高の手仕事技術をもって表現されているらしい
う=====ワクワク!!!!
短いスパンのリメイクで流行を作っているリアルクローズより もーーーーーっと豊かな被服のアートの平野が広がっていて 私はきっと工芸もそういう感覚がないと面白くないと思うし きっとエコとかオーガニックも 紋切り型なスタイルに流れて同じ格好をするんじゃなく もっと尖ってクリエイティブじゃないと すごくつまんないと思う
会話のなかで彼女は紋切り型のエコ人種に「嫌い!」を連発
あーそーかー 私久しく何に対しても嫌いっていう言葉使ってなかったなぁ〜
(イヤは言うとったけど)
にごしたような さしさわりのない言葉しか使ってなかったなぁ〜って思う
「嫌い」って言ってもいいんや うわぁ〜一時的にスッキリ〜〜!!!!!
あの人に会えたことはかなり良かった